ゴミ屋敷の片付けはプロの手を借りよう
ゴミ屋敷の片付けはプロの手を借りよう
ここではゴミ屋敷に悩んでいた私が、「お部屋片付け日本一」さんに片付けを依頼したときの体験談をまとめてみました。
当時は仕事が忙しく、家に帰ってもだらーっと何もやる気が起きませんでした。家に帰れば寝るだけ!というほどの忙しさなら、部屋も散らからないのかも知れませんが、中途半端に家で過ごす時間があるため、コンビニ弁当の容器や、ペットボトル、ビールの缶などが増えていく。
疲れているから、食べた後、いちいち分別するのが面倒なんですよね。晩酌をしてそのまま寝込んでしまうことも多く、翌朝、前日のゴミはそのままに出勤…。
ゴミが増えるのに反比例して掃除に対するやる気はどんどん減ってゆくという悪循環にはまり、じっくりとゴミ屋敷をつくっていきました。
さらに私は捨てられない女。貧乏性というのか、使わないものでも「いつか使うかも…」と、溜め込んでいました。
そしてかわいい缶やびんが大好き。気に入ったもの(お菓子の容器が多い)は購入し、お菓子の包装はその辺にポイ、買って気が済んだのでその缶もその辺にゴロン、です。次第に床が見えなくなっていきました。最悪ですね…。
暖かくなってなんとなく臭ってきている気もするし、ちゃんと片付けなくちゃと気に病みながらも、あまりのゴミの多さに行動できずにいたところ、大家さんから「来週○曜日に消防点検で業者が入りますよ」との電話が。
私のこの汚部屋に、大家さんと点検業者さんが入ってくる!――そりゃあもう、慌てました。
必死で片付け業者を探し、HP上に細かい料金表示があった「お部屋片付け日本一」さんでとりあえず料金のシミュレーション。まあ払えそうな金額だと思ったので電話で相談、一刻を争うと告げたらすぐに見積もりに来てくれました。
あと、スタッフさんのブログが面白かったというのも相談を決めたポイントでした。基本的に作業日報みたいな内容ですが、ビフォーアフターの写真も多く掲載されていて参考になりました。
出していただいた見積もりも思っていた金額と大きくは違わなかったので、そのまま頼んでしまおうと思ったのですが、念のため相見積もりを取るために「明日中に返事します」と一旦保留にしてもらいました。
合計3社からも見積もってもらいましたが、その時点で「お部屋片付け日本一」さんが最安(微妙な差でしたが)。
値段交渉をすれば各社とも値引きが可能なようでしたが、担当してくれたスタッフさんの人柄を気に入ったこともあり、どことも値引き交渉せずに「お部屋片付け日本一」さんへの片付け依頼を決めました。急いでましたしね。
依頼の連絡をしたのが朝だったので、なんと、その日のうちに作業に来てくれることになりました。
時間があれば「これは捨てないでリスト」をつくったのですが、そんな時間も惜しく、その場でスタッフさんと仕分けしながら作業を進めてもらいました。
ひっ迫した状況での仕分け作業が、捨てられない性格の私には効果的だったようで、いままでにない判断力でいらないものといるものを仕分けることができました。貧乏性というより優柔不断といった方が正しかったようです…。
私はすごくバタバタしていた気がするのですが、スタッフさんが手際よく作業をしてくれたおかげで一気に片付けが完了。見事にゴミ屋敷と決別することができました。
請求金額は見積もり通りで追加料金はなし。買取が可能な不用品は引き取ってもらったので、お得な気分を味わえました。
私はまだ軽度といえるゴミ屋敷だったようで、床や壁などの掃除はセルフでとりあえず何とかなりましたが、時間とお財布に余裕がある人はハウスクリーニングまでお願いすると、もっとさっぱりいい気分になれると思います。
点検にも間に合ったし、何より大家さんにゴミ屋敷がバレなかったので大変満足しています。
もう絶対にゴミ屋敷にしないと固く誓い、現在に至っています。かわいい缶やびんの購入も、がんばって控えてますよ。
続いて、自分の力でゴミ屋敷状態から脱却した女性の体験談をご紹介します。
私の汚部屋の惨状は「散らかっている」という言葉で片付けられる範疇をはるかに超えていました。
散乱したゴミや積み重なるホコリ…。足の踏み場はなく、台所から出たゴミはユニットバスや玄関にまで侵食していました。机の上には飲みかけ・食べかけのゴミがそのまま放置されていて、虫が出ることも少なくありません。快適な生活を送ることを諦めてしまい、部屋の蛍光灯が切れても交換する気力が起きず、台所の小さな灯りを頼りに生活していた時期があったほどです。
とうてい、人が住める環境ではない部屋の状態が周囲にバレたら嫌われると思っていました。当然、友達を家に上げることはできません…。誰にも相談できず、ひとりで悩んでいました。
家へ帰ることもできない日もあるほど、業務過多な会社で働いていた私。帰ってきても家をきれいにする気力が出るはずもなく…。着々と家にゴミやものが溜まっていきました。ずっと仕事が忙しいせいでゴミ屋敷になってしまったと思っていたので、仕事さえ変われば全てを良い方向に変えられると信じていたのです
しかし他の会社へ転職して仕事に追われる日々から脱却できたにも関わらず、家の状態を改善することができませんでした。その時に気付いたのは、「仕事で疲れている」というのは、片付けができない言い訳でしかなかったということ。自分の弱さに直面したことで「変わりたい!」と本気で思い、ゴミ屋敷からの脱却を決意しました。
何をやるにも根気が続かず、「三日坊主」にすらなれなかった私。ゴミ屋敷の解消には、時間や体力以外に、モチベーションが続くかどうかが大事なポイントです。そこで私は思い切って、日々の片付けや部屋の様子を全世界へ発信するブログを開設しました。これまでは家族にもナイショにしていた部屋の様子…。身バレの心配もありましたが「そもそも誰にも見せたことがないのだから、バレようがない!」と思いきり、片付け前後の画像やその日にやったことを日々更新していました。すると、私が想像した以上に多くの人にブログを読んでもらえて、片付けのアドバイスや励ましのコメントを貰えるように!見てくれている人がいる!と思うとやる気に繋がり、毎日の掃除・片付けを継続できました。
ネットでのアドバイス、また断捨離関連の本から得た知識を活用しながら部屋を片付けた結果、なんとかゴミ屋敷を卒業できました!
部屋を片付ける際に大量のゴミやものを捨てた経験から、部屋がきれいになってからはものを買う時に似たようなものを既に持っていないかと慎重に考えるように。お気に入りの一点を大切に使うことを心がけて、安さに飛びつくのではなく、お店で判断に迷う時は一度家に帰って手持ちのアイテムを確認する冷静さが身につきました。
部屋がきれいになって叶えられた夢が、友人を家に招待すること。学生時代に招待したことのある友人を呼んだ際には「いつも部屋をきれいにしてるんだね!」と言われて、これまでの努力が報われたような気持になりました。自分の部屋で、久々に楽しい時間を過ごせた日は、とても感慨深かったです。
母親と長く一緒に暮らしていたCさん。家事を一手に引き受けていた母親が亡くなってしまったことをきっかけに、家の中が散らかるようになります。ゴミ袋は散乱、ものが溢れる部屋は、人が住めるような状態ではなかったそう。
遺品整理が必要なタイミングになり、「今の状況から抜け出したい!」とCさんは一念発起しました。しかし自分の力だけではきれいにすることは難しいと判断して、業者にゴミの整理やハウスクリーニングを依頼。30万円で家の中は見違えるほどきれいになったそうです。
しかし、これまでに片付け・清掃をしたことがないCさん。使ったら片付ける、ということを徹底できず、ゴミも溜め込み続けて、わずか1カ月後には元のゴミ屋敷状態に戻ってしまいます。業者へ再び依頼するのではなく、Cさんは心機一転するために引っ越しを考えているそうです。
数年前にも1度業者に入ってもらい、家の中をきれいにしたというBさん宅。しかし、ゴミの分別・処分の方法を改めることまではできず、無意識のうちにゴミを床へ落としてしまうクセは直りませんでした。
その結果、床はゴミが散乱して足の踏み場もない状態に。数年後には再びゴミ屋敷状態になり、業者へ依頼することになりました。
天井までギッチリと積み重なったゴミは、ひとりではとても片付けきれないほど。1回目の依頼では100万円かかったものの、2回目は数十万円の費用で依頼できました。5時間かけて、業者に不用品や荷物を整理・片付けしてもらい、Bさんは満足されたそうです。
体験談を見てみると、皆さん汚部屋で苦労されてきたようですね…。
それぞれのきっかけがある「汚部屋をなんとかしなければ!」と、片付けスイッチが入ったようですが、中には「部屋が汚いだけで何か困ることがあるのか?」と開き直ってしまう方もいるのではないでしょうか。実は汚部屋はさまざまなトラブルの火種になってしまうのです…。危険を回避するためにも、汚部屋によって考えられるトラブルを知っておきましょう。
一番発生しやすいのが害虫・悪臭。「まだ臭いがしないから大丈夫」「生ものは放置していないから虫は出ないはず」と思っているのは要注意です。ゴキブリは髪の毛やホコリでも生きることが出来るので、人が住んでいる以上エサ場には困りません。物が溢れて隠れる場所が多いと繁殖しやすい環境になってしまいます。虫が発生するようになると、その死骸が生まれるため臭いも出るように。「まだ大丈夫」は危険なのです。
ゴミが溜まると掃除が行き届かなくなり、行き届かなくなったところはほこりが溜まってカビや腐食の原因に。ほこりには、見えないダニやダニの糞が含まれていて、それを常に吸い込んでいるとアレルギーの原因になる可能性もあります。
ほこりと湿気によるコンセントの火災。ゴミの山に下敷きとなってしまう事故。このようにゴミ屋敷はトラブルを多く抱えています。いつ爆発するかわからない爆弾を抱えているようなものと考えておきましょう。
ごみ屋敷が出来る原因は人によって異なります。私の場合は、優柔不断で捨てられない、物を溜めこんでしまう、といった心理面が問題でした。若い世代であれば、私と同じく心理面が原因となっていることが多いと思いますが、お年寄りだったら「身体が弱くてなかなか片付ける体力がない…」」という身体的な問題もあるでしょう。また、心理面の原因の中でも、大きなストレスのせいでやる気が起こらず片付けられないのか、収集癖があるため片付けられないのかも異なります。このように、ゴミ屋敷を作ってしまう原因を見つけることも、ゴミ屋敷から抜け出すためには大切です。
家の中にゴミやものを溜め込んでしまうのは、片付け・清掃の習慣がない人や苦手な人がほとんど。足の踏み場もないくらいに部屋が散らかった後できれいな状態へ戻すのは自力では難しく、業者に一度きれいにしてもらったとしても、その後維持できないケースが多く見られます。
ゴミ屋敷の防止方法として最も最適なのは、ゴミの処分や片付け、不要なものを買わないこと!つまり、毎日の意識を変えるとともに、きれいな状態を維持するための努力が欠かせません。
部屋をきれいに維持するためのスキルを一朝一夕で身につけるのは、至難のワザ。一度業者の力を借りて部屋をきれいにした後に「もう二度とゴミ屋敷には戻らない!」と固く心に誓うことも大切ですが、無理のない程度に頑張るのが良いでしょう。
もし数カ月後にゴミ屋敷に戻ってしまったとしても、自分を責めないでください。「少し失敗してしまったけど、今ならすぐにきれいに出来る!」と考え方を変えて、気付いた時に部屋を片付けるようにしましょう。
もちろん、自分の力だけで片付けるのが難しいなら、再び業者に相談するのもひとつの手です。数年かけて形成されたゴミ屋敷の解決には時間と費用がかかりますが、数カ月ごとに依頼するのであれば、費用は安く済みます。
自分の力で常にきれいな部屋をキープできるようになりたいと思う気持ちがあるはずですが、成長のペースを急ぎ過ぎると燃え尽きてしまい、無気力になってしまう可能性も。1回の依頼費用が安い業者であれば、利用頻度が高い人も相談しやすいはずです。安い業者の力をマメに借りながら、「ゴミ屋敷に戻りかけているかも?」と思うタイミングで手を打つようにするのが、ゴミ屋敷に戻らないためのひとつの方法として良いかもしれません。
ゴミ屋敷をセルフで掃除するための第一歩は、「捨てるもの」と「捨てないもの」を区別すること。明らかに捨てても良いもの(普通のゴミ)は、躊躇なくどんどん捨てることができると思います。一方で、「捨ててもいいかどうか分からないもの」に関しては、一定の考え方のもとで整理するようにします。
捨てるべきかどうか分からないことが原因となり、ゴミ屋敷が形成されます。逆に言えば、「捨てるべきかどうか分からないものは捨てる」という発想を持たなければ、いつまで経ってもゴミ屋敷は解消されません。生活必需品と貴重品以外は捨てる、という基本姿勢を持つようにしましょう。
普通のゴミ以外、どんなものにも思い出があります。思い出があるものは、なかなか捨てられません。しかしながら、捨てなければゴミ屋敷は解消されません。
思い出の品は「段ボール箱2個まで」などの上限を決め、その上限の中に収めるようにしましょう。あとは捨てます。
「いつか使いそうだから取っておこう」と思ったものは、ほぼ100%の確率で、永遠に使いません。ゴミ屋敷の住人の大半に共通する思考が、この「いつか使いそうだから取っておこう」です。季節ものの靴や衣類など一部の品を除き、「今使うものだけ」を残して、あとは捨てましょう。
徹底的に断捨離を行っても、どうしても捨てるべきかどうか判断できないものが出てきます。ゴミ屋敷の住人ではなくとも、これは同じことです。捨てるべきかどうか判断できないものについては、「保留ボックス」を設けて、その中に入れておきましょう。思い出の品と同様、「段ボール箱2個まで」などのルールを決めることをお勧めします。
以上の手順で「捨てるもの」を捨てきったら、あとは部屋の清掃作業。掃除機、洗剤、殺虫剤などを駆使し、徹底して部屋をピカピカにしましょう。
なおゴミ屋敷のセルフ掃除は、可能な限り1日で終わらせることが重要。日をまたぐと、またその日からゴミ屋敷化がスタートする可能性が高いので注意してください。
東京、名古屋、長野に拠点を置き、広くお掃除サービスを展開しているお部屋片付け日本一。ゴミ屋敷整理を筆頭に、遺品整理や特殊清掃まで、掃除に関することなら何でも対応しています。ゴミ屋敷の年間サービス実績は800件以上!
会社名 | 株式会社アースアラウンド |
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電話番号 | 0120-86-5354 |
受付時間 | 8:00~20:00 |
口コミ | ・作業の手際が良かったです。途方もないほどのゴミ屋敷が1日で綺麗になりました。 ・スタッフの感じが良かったので、安心して掃除をお任せすることができました。 |
東京23区を中心に、関東一円で広く清掃サービスを提供しているまごのて。ゴミ屋敷掃除や特殊清掃だけではなく、害虫駆除も手がけるキレイの専門会社です。女性スタッフのみを派遣する「なでしこお掃除隊」を派遣可能。
会社名 | 株式会社まごのて |
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電話番号 | 03-4405-5420 |
受付時間 | 6:20~21:00 |
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